ｱｰﾄ引越ｾﾝﾀｰ過去不祥事まとめ「引っ越し業界の深い闇」

2023年6月23日、アート引越センターのトラック内で縛り付けられた男性を集団で笑いものにしているやばい動画がSNS上で拡散されました。アート引越センターは事実を認め謝罪しました。

アート引越センターは過去にも数々の問題を起こしています。

アート引越センターやばい「妊娠中の女性社員に引越作業」

引越業大手であるアート引越センター。2021年12月頃、妊娠19週目であった20代女性社員を3日連続で引越作業をさせ、女性は作業中に破水してしまいました。

20代で妊婦である女性社員は東京都北区のアート社京北支店に勤務されていました。女性社員は、事前に支店長に母体に負担のかからない作業を…とお願いしていましたが、12月28日、29日とエレベーターがない物件で重い荷物を抱え階段を登り降りするといった重作業。話が違いますね。

女性社員は階段作業があると分かった時点で、支店長に数日前から「せめて人数を増やして欲しい」とお願いしていました。しかし「シフト決めは他の担当者がやっているので、どうしようもない」と言われたといいます。

こちらの支店長、せめて担当者に相談してくれるとかないんでしょうか。

所在地：東京都北区浮間5-6-5

女性社員の友人によると、妊娠19週で胎児が大概に出てくると命は救えず、22週を超えれば助かる可能性もあるが将来的に障害が残ってしまう可能性が高いということでした。ショックは大きかったことでしょう。

週刊文春がアート引越センター側に問い合わせしたところ、

同社社員によると、「妊娠していた女性社員は3日間とも運転だけでなく引越作業にも携わっていた」と証言していました。

また、アート引越センターは「その中で、妊婦の勤務に対して最大限の配慮を行っていました。しかしながら、このような状態になったことは誠に残念でなりません。同様のことが起きないように社内での教育に努めたいと思います」と回答しました。

アート引越センターは引越会社の中でも働き方改革に力を入れていたという話ですが、既に信頼は減ってきているのではないでしょうか。

このような投稿がありました。他の視点からみると、引っ越し業界の闇のような部分も見えてきました。人手不足が1番の問題なのかもしれません。しかし、妊婦さんに引越作業は現実的に大問題です。

アート引越センター改名騒ぎ「アートウ○コしセンター」

2022年8月、アート引越センターの従業員が引越作業中、アパートの敷地内で排便していたということです。

従業員が排泄物をそのままアパートの敷地内の茂みに捨てている様子が撮影され、ツイッターに投稿されました。ニュースの取材に対し、アート引越センターは事実関係を認め謝罪しました。

排便した本人は「お腹が痛くなって、トイレを借りるという考えがなかった」と理由を述べていたそうです。投稿者は「うわ最悪。汚い」と感じながらも証拠をのこすために撮影。

アート引越センターは従業員にトイレの利用については原則公共施設などを使用するよう指導しているそうです。その後、本人に清掃させ、消毒を行わせたとのこと。私有地内での排便行為は大問題ですが、今後従業員のことを考えて、急な体調急変への対策が必要かと思われます。

アート引越センターやばすぎる日常?「社内いじめ」

2022年4月30日未明、江戸川区西小岩にあるアパートの一室で20代同僚男性の下着を脱がせたり、ケガを負わせるなど、強制わいせつ致傷の疑いで森本義洋容疑者（52）、岩倉拓弥容疑者（27）ら計4人が逮捕されました。

※左が森本容疑者で、右が岩倉容疑者です。

森本容疑者は「気が乗らないから」という自分勝手な理由で日常的にいじめていたといいます。

アート引越センター従業員たちのたまり場で起きたいじめ

2022年11月9日にこの事件が発覚しました。現場は、岩倉容疑者の自宅アパートと報じられていましたが、こちらのアパート、アート引越センター葛飾支店関係者の話によると「この部屋はアート社が借り上げ、別社員Bが借主として住んでいる。約8畳の1Rは従業員たちのたまり場だった」とのこと。

事件当時、岩倉容疑者や被害男性ら数人がたむろしていました。午後10時頃、そこに酔った森本容疑者が現れ、被害男性に突然「服を脱げ」指示。

被害男性は服を脱いで下着1枚の姿となり、そこに女性社員が現れ、森本容疑者はさらに「パ○ツも脱げ」と指示します。この事件で逮捕された4人に肩を押さえられ頭を殴られ、男性は下着を破られ無理やり脱がされました。

森本容疑者は、この一連をスマートフォンで撮影していたとのこと。その後被害男性は、別の下着を渡されるも、それも破られたそうです。また、いじめはこれだけでなく、バリカンで髪の毛を刈られたり、かみそりでそられたりと陰湿ないじめが判明しています。

被害男性は、腹部に全治3週間のケガを負わされました。5月半ばから適応障害と診断され、1ヶ月休職しますが、その後退職されています。

森本容疑者は酒癖が悪い阪神ファン

森本容疑者は、事件発覚の約1年ほど前からアート引越センター葛飾支店で勤務しており、その前は別の引越し業者で働いていたそうです。前の会社でトラブルを起こし退職し、アート引越センターに転職してきたとのこと。森本容疑者は年齢的な問題でアルバイト扱いでした。

名前：森本義洋
年齢：52歳（当時）
住所：不明
職業：アート引越センターアルバイト

森本容疑者ともう1人アラフォーの男性も同じ時期に入社されましたが、こちらの男性は社員として採用。葛飾支店に2人が現れてから職場の雰囲気はガラリと変わったといいます。葛飾支店は若者の従業員が多く、年齢的に先輩である2人はどちらも酒癖が悪く、酔うとすぐに手を出す性格だったそうです。

森本容疑者は普段は真面目でどちらかというと暗い雰囲気だったそうですが、お酒が入ると豹変。アラフォーの男性も同様だったらしく、2022年7月か8月にアルバイトの若者に手を出しあばら骨折ったそうです。

また、森本容疑者の元彼女である女性はDVを受けていたとのこと。身体にあざを作っていたこともあり、周りの人間に「別れたほうがいいよ」と心配されても、森本容疑者のことが好きだからと警察にも相談していなかったといいます。彼女は10ヶ月ほど前に妊娠が発覚したそうですが、中絶することになったそうです。

森本容疑者は酒癖が悪く、女性に対しても不誠実でした。

岩倉容疑者は素行が悪いのは以前から

岩倉容疑者は4・5年前に葛飾支店にやってきて、アルバイトから正社員となりました。元同僚によると、過去に巨額の金銭トラブルで一度退職したことがあるとか。

名前：岩倉拓弥
年齢：27歳
住所：東京都葛飾区
職業：アート引越センター社員

岩倉容疑者は、静岡県の高校卒業後、2014年に愛知県のアート引越センター三河支店に正社員として勤務していました。三河支店時代も、同僚を裸にしたり、頭を坊主にするなど、見下した相手には容赦がなかったといいます。作業中の暴力やアルバイトを殴ることを日常的にやっていたようです。

先輩社員を裸にさせ局部にビニール袋を巻き付けてスマホで撮影したり、消費者金融3社でカードを作らせ借金300万円を抱えさせるなど。そのお金はもちろん岩倉容疑者といじめを行っていた別の社員と2人で使っていたといいます。

先輩社員が返済できなくなり、親が警察に相談し問題が発覚。当時、先輩社員の親が一括で返済したそうですが、岩倉容疑者といじめを行っていた社員の2人が先輩社員の親に毎月返済しているという話です。その後、岩倉容疑者は表向きは自主退職という形で辞めたとか。

2年ほど勤めたアート引越センターを退職し、別の仕事を1年従事していたそうですが続かず、再びアート引越センターに就職しています。以前問題を起こした社員を再雇用したことになりますが、妊婦さんに労働させたり、アート引越センターはやはり人手不足なのでしょうか。

アート引越センター側は、暴力行為や金銭トラブルについて事実を把握していなかったとのこと。また、一度退職した従業員を積極的に再雇用する制度があるとか。何か腑に落ちませんね。

アート引越センターいじめ動画「トラック内で従業員男性を縛り付け…」

2023年6月、アート引越センターは、トラック内で男性従業員を全裸で縛○付け集団で笑いものにしている動画が拡散され、自社内で起きた事実と認め謝罪しました。

この動画が6月22日SNS上で拡散されました。約30秒ほどでモザイクがかかっていますが、笑えない動画です。映し出された不適切な行為は令和3年頃に発生。どちらもアート引越センターの従業員とのこと。被害にあった男性は今年2023年に入り退職されたそうです。

アート引越センター側は「社内において従業員間で発生した極めて不適切な事案と判断しており、大変遺憾」「今後さらなる社内調査を行い、その結果をもとに厳正に対処してまいります」とコメント。

全く笑えません。「またか…。」と思われた方も多いのではないでしょうか。4件もの不祥事があまり時間も立たないうちに起きています。人手不足などによるストレスなのか、業界の闇を深く感じます。

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