岐阜市陸自射撃場発砲事件の犯人顔画像「52歳教官とﾄﾗﾌﾞﾙか」

2023年6月14日午前9時ごろ、岐阜市にある陸上自衛隊の日野基本射撃場で、18歳の自衛官候補生が実弾射撃訓練中に隊員3人に向けて小銃を発砲し、2人が死亡、1人が怪我をしました。18歳の自衛官候補生は52歳の男性隊員を狙い撃ったと供述しています。

逮捕された18歳の隊員は誰なのか？顔画像など調査してみました。

日野基本射撃場発砲事件の18歳犯人は誰？顔写真は？

岐阜県警によると、亡くなった2人の隊員は陸上自衛隊守山駐屯地所属の25歳と52歳の男性隊員であり、怪我をした隊員は同じ駐屯地所属の25歳の男性隊員だったとのこと。

2人の命を奪った18歳の自衛官候補生の顔画像や名前は現在公開されていません。

今現在、犯人について判明していることは、、、

・18歳の自衛官候補生
・2023年4月に入隊
・名古屋市の守山駐屯地所属
・陸上自衛隊第10師団のもとで教育を受けていた
・岐阜県出身
・岐阜県の高校に通っており放送部だった

写真はイメージですが、岐阜県自衛隊のTwitterより防衛大学校の入校式のものです。防衛大学校の応募資格は年齢制限があり、18歳以上21歳未満とのこと。逮捕された自衛官候補生は18歳でちょうど同じくらいの年齢です。まだあどけなさがありますが、真面目そうな青年です。

18歳という年齢だったためか、逮捕された自衛官候補生の実名は報道されていません。

特定少年として18歳であっても実名報道は可能となっているため、犯人が起訴された後、実名が報道されるかもしれません。

逮捕された自衛官候補生は、4月に入隊したと報道されていたため、3ヶ月の研修期間中だったということになります。そんな大事な時期に銃で隊員や教官を打つとは、いったい何があったのでしょうか。

逮捕された自衛官候補生の犯行動機「パワハラ？いじめ？」

18歳の自衛官候補生が研修期間中に教官や隊員に向けて乱射した今回の事件、犯人の動機はいったい何だったのでしょうか。

今回の事件、動機として5ちゃんねるなどでは「パワハラ」や「いじめ」が原因ではないかという声が多く上がっていました。

4月に入隊してから、まだ2ヶ月くらいしか立っていません。このわずかな研修期間中に3人を死傷させるほどの恨みがあったのでしょうか。

また、中にはこんな声もありました。

サイ○パス的な方だったのか？最近では警察官2人を銃で撃ち、女性を刃物で刺すなどして逮捕された方がいました。その時の犯人は「悪口を言われた」などと思い込みで襲い、精神的に不安定な方でした。

パワハラやいじめだったのか？精神的な問題だったのか？定かではありませんが、犯人は「殺意があった」と供述しているとのことです。

自衛官候補生が発砲「ネット上で騒がれる”微笑みデ○”とは？」

ネット上では、「微笑み○ブみたい」「フルメタルジャケットみたい」などという声もありました。

何のことか分からなかったので調べてみたところ、「フルメタル・ジャケット」という戦争映画でした。ベトナム戦争を舞台に兵士の姿が描かれた内容です。

”微笑み○ブ”とは作中に登場するレナードという訓練兵のあだ名でした。

ニヤニヤしながら太った見た目だったため付けられたあだ名で、海兵を目指す訓練兵の中で教官からいつも怒られ、厳しい訓練に対応できず、仲間の足を引っ張る、そんな彼は作中に登場するハートマン軍曹を銃で打ち抜き、最後は銃を口にくわえ引き金を引いてしまいます。

今回の事件で、18歳の自衛官候補生が同じような境遇だったのかは分かりません。銃で教官を撃ってしまうという点で、映画を連想した方が多くいたのかもしれません。

自衛隊での銃乱射事件「過去にも…」

過去にも自衛隊で銃乱射事件が起きています。約40年前となりますが、1984年2月27日、山口県の陸上自衛隊員が射撃訓練中に小銃を発砲し、隊員4人を怪我させ、車で逃亡したという事件。この時、1人が死亡しています。

発砲した隊員は、重度のうつ状態だったとのこと。「日頃から馬鹿にされて鬱屈が溜まっていた。”どうにでもなれ”と思って撃った」と話していたそうです。精神病院に入院し、不起訴処分となっています。

陸上自衛隊の実弾訓練はかなり厳重に管理されており、規律の厳しい場であり、日常生活から離れ同じ仲間と過ごす時間が多い環境です。そんな中で、いじめやパワハラがあったとしても逃げ場なんてないのでしょう。